開業(準備)日記

まったくのド素人が移住先の田舎で開業を目指します。

セミナーについて

開業に向けて、先日セミナーへ行ってきた。

その前には専門家に相談できる会へも行った。

商工会にも行っているし、カフェを開業した人に話を聞いたり、開業しようとしている人に話を聞いたり、全然関係ない昔の友人に相談したりもした。

また地元で何年も飲食店をやっている社長とも話はしたし、上司や役場職員にも相談はしている。

学生時代にかなり初歩的なマーケティングの講義は受けたこともあったし、自分でマーケティングや開業に関する本も読んだ。

 

その結果、迷った。

相談に関しては肯定的な人と否定的な人が半々くらい。

肯定的な人といっても完全に同意するわけじゃなく、色々な課題があるとしながらも、何とか形になる方法を指南してくれている。

肯定的な人に共通するのは、開業したいという意思を汲んでくれていること。

やりたいことがあってやれるチャンスがあるならやるべきだ、というスタンス。

否定的な人は、こんな田舎で商売を始めてうまくいくはずがない、もしくはカフェをやりたいという話に対して厳しい御意見。

 

ちなみにセミナーや本なんかを参考にすると、まず人口や世帯数、属性と自分のやりたい事業に関する消費者動向を参考に場所選びからするらしいのだが、場所が限定される私の場合はこの辺は当てはまらない。

まあ場所が限定されているならそこでうまくいく商売を始めればいいんだろうけど。

個人的にはカフェという形態に拡張性を感じていて、それがうまくハマれば次のステージが見えてくるんじゃないかと思っている。

カフェの拡張性は、例えば雰囲気を売りにした純喫茶などのサードプレイス的なカフェや、コーヒーやフードにこだわりを持った専門カフェ、メイドカフェのようなコンセプトカフェにものづくりカフェに代表される体験型カフェ、期間限定のコラボカフェのように、ひとくちにカフェといっても様々な形態が考えられる、という意味である。

また店の規模にもよるのかもしれないが、ちょっとしたセミナーなどのイベントを開きやすいというのも特徴だろう。

要は、比較的自由な業態だと私は思っている。

当然自由すぎてもいけないとは思うが、様々な可能性を試したい私としては自然な選択だと思っている。

 

ただそんな考えが理解されるわけもなく、セミナーとかではけっこう答えに困ったりする。

通常のカフェでやっていけるとは思ってはいない。

だが何と組み合わせるか、というところについては今からあまり可能性を狭めたくない。

そんなことを考えているから甘いと否定されてしまうのだろうが。