コーヒーについて

コーヒーについて、クレバーコーヒードリッパーかエアロプレスでいこうと思っていると書いたが、最近はエアロプレスを日々練習している。

クレバーはすでにレシピが完成しているから、というのもあるけれど、単純にエアロプレスが楽しい。

こちらもレシピさえ出来れば誰でも同じものが出来るというメリットと、比較的新しく珍しい淹れ方だから近隣の喫茶店と競合しないという理由で選んだのだが、けっこう奥深い。

エアロプレスでおもしろいのは、だいたいのことは数字で管理出来るということと、大会があるということ。

豆の量、お湯の温度、お湯の量、攪拌する時間、蒸らす時間、プレスする時間など、これらの数字の組み合わせで味が変わっていく。

そしてその味という曖昧なものさえも、brixやTDSといった数値である程度管理出来る。

私は学生時代に陸上競技部で短距離をやっていたのだが、あれもおもしろいもので前傾姿勢を保つ距離や接地した足と骨盤の位置などちょっとした変化が、タイムとして如実に現れる。

こういう微調整をしながら究極へ邁進していくことはけっこう好きだ。

また陸上競技に目標となる大会があるのと同じで、エアロプレスにも大会がある。

大会での優勝を目標とし努力するのは楽しみでもあるし、またそれが商品のクオリティにも繋がる、ましてや大会で結果を残せば店舗としてのブランド力に繋がり、観光客の誘致も果たせるのではないか。

というわけで、ちょっとエアロプレスを頑張ってみようと思う。